小学校時代の占いの思い出

私が小学生高学年だったころ。それはとても大昔のことなのですが、『占い』にとても興味がわいた時がありました。活字を読むということは全くもって興味が無いものでしたが、占いの本は別でした。

水晶玉 イラスト

学校の図書室にあればよかったのですが、当時は遊び関係の本はありませんでした。そんな小学生の私が占いの本に出会ったのは、できたばかりの近所の図書館でした。

きれいな図書館はとても魅力的で、入っただけで本好きな自分になった気分でした。そこで、本を借りてる人たちを見て、自分も借りたくなりました。

親に手続きをしてもらって、それからは自由に借りることが出来ました。目につく本がたくさんあり過ぎましたので、まずはさーっと眺めました。

その時に、星座占いの本に目が止まりました。

「乙女座、乙女座…あった。」

自分の性格に合っているのだろうか、もしくは、ここに書いてあることが本当のことで、実は自分はこういう性格なのか、そんなことを思いながら、自分の星座の後は、親や兄弟の星座も見ました。

当たっているのかどうか、本当の性格は本の通りなのか、やはり思いました。

「そうだ、友達はどうだろう。」

そう思うと、いえに帰って友達の誕生日と照らしあわせてみたくなりました。そんな風にして、星座だけではなく、生まれ月占いや、血液型占いやらを、楽しむようになりました。

私は、お友達にこれらの占いの結果を教えてあげたくなりました。そして朝学校に行くと、一番のお友達にいろんな占いの結果を書いたメモを渡しました。

とてもありがたがれました。そして、そのメモの周りに他の子たちも集まってきました。

「いいなあ。」
「私のも調べて~」
「私、双子座!」
「私のも!8月生まれ。」

まずい。もう、先生が教室にやって来る時間です。でも、この騒ぎを止めることは私にはできませんでした。この後、こっぴどく叱られたのは言うまでもありません。

別に騒ぎを起こしたかったわけではないし、こうなるなんて思っても見なかったのに。でも、原因は私にあると、私は騒いでいなくても、学校で使わないものを持ってきたのは悪い、と。

『占い』と聞くと、数十年たった今もこの時のことが頭の隅をよぎります。

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